高齢初産した私が妊娠に至るまで

妊娠・出産

結婚そのものが遅かった私は 
妊娠出産をすることが難しいかもしれない…というそこはかとない不安
でもそうはいっても私は妊娠出産できるんじゃないか…という根拠のない楽観
当時の私はこの2つの気持ちに揺れ動きながら日々を過ごしていました。


この記事を読んでくれている方にも、似たような状況の方がいるかもしれませんね。
ここには42歳で妊娠に至るまでの経過を簡単にまとめてあります。
不妊治療もしましたが、一つ一つを詳細には記載していませんのでご了承下さい。
当時の私が多くの方の状況や考えを参考にさせてもらったように
’こんな人もいるんだ’と参考の一つとして読んでもらえたらと思います。

夫との話し合い

私達夫婦は晩婚です。
結婚前に子どもを希望するか・不妊治療はどうするかは話していました。
子どもを希望するのであれば ひと月でも早く不妊治療を始めた方が良いことは頭ではわかっていましたが、夫の希望と正直自分自身も不妊治療が不安・先にも記載した‘根拠のない楽観’も加わり、しばらくは様子をみました。

焦りと不安が限界に…不妊治療へ

すぐに不妊治療はしないとなっても、年齢は刻一刻と進んでいくし 世間では卵子の質の低下が
ニュースとなって特集が組まれている…なにより月日が経っても妊娠の反応は全くない。
年齢的にも妊娠しにくいことはわかっているのですが、
検索…検索…で知識だけは頭でっかちな状態なので、居ても立っても居られない気持ちが膨らんで
ついに夫に不妊治療を始めたいと伝えました。

すぐには‘うん’と言ってもらませんでしたが、私には年齢の限界があること・これ以上何もしなかったらとても後悔するであろうことを話しました。最終的には私が押し切って了承を得たような形にはなりましたが、その後不妊治療を始めることとなりました。

クリニック選び

クリニックは誰でも知っているような有名なところではなく
自宅より通いやすいところからピックアップして迷いに迷いながらもようやく決めました。
決め手は ‘自分が精神的に通いやすそうな所’

最終的に2つ候補が残ったのですが
①実績がまずまずで本気の人におすすめ。けれども治療に向かい合うところで医師より厳しいことを言われる人が多い… との口コミが多かったAクリニック

②実績はあまり出てこないけれど、医師が淡々としていて余計なことは言わず けれども必要な
治療の提案や患者からの質問があればきちんと話してくれる…との口コミがあったBクリニック

私が選んだのは②のBクリニック。
なぜなら…私はヘタレで打たれ弱い
ただでさえ辛いことをすることになるのだからせめて精神的には少しでも楽にいたい…
ということが理由です。
また、Bクリニックは女医であることも私にはプラス要素でした。
人によってはマイナスになりそうな『淡々としている』ことは私はあまり気にならない方なので、淡々としていて冷たく感じる…という口コミもありましたがマイナス要素にはなりませんでした。
そのクリニックに実際通った方の詳細なブログを見つけることができ、そのクリニックでの治療へのイメージが持てたこともたことも大きかったと思います。

治療の第一歩であるクリニック選び、調べていると多くの情報にどうしようかと迷いますよね。
自分にとっては大きな選択でもあり、期間も未定・金額的にも高額なので本当に悩んでしまうと
思います。
人の性格や捉え方・価値観等によって口コミは大きく異なることもあると思うので、自分の性格と照らし合わせて口コミを見ていくと選択肢が少し絞れていくのではないでしょうか。

不妊治療からの妊娠

夫婦で必要な一通りの検査をした結果、私達は自然には妊娠しにくいことがわかり、その後の治療はすぐに高度不妊治療へと移ることになりました。
不安は当然ありましたが、これで一歩前へ進める…とこの時は前向きな気持ちでいられました。

この時は…です。

採卵の為に初めての自己注射。
方法は高刺激、高齢で量も多いため長い針でお尻に打つタイプです。
毎晩 注射器もって30分お尻とにらめっこ…はい、ヘタレなんです。
でも頑張りました。
毎日自分でお尻に注射を打ちました。
他にも点鼻薬・座薬等々、時間を忘れないようにしながら続けました。

そして採卵…受精…培養…
結果は受精卵『0』

ドキドキしながら電話を受けた時、その結果を聞いて頭が真っ白になったのを今でも強く覚えています。ぼんやりと返事をして電話を切ってからは、誰にも見せられない姿でした…。
もともとの予定内容を急遽変更したこともあり、あの時変更を了承しなければ…あの時予定通りにやっていれば…あんなに頑張ったのに移植ができないなんて…と悔しくて悲しくてたまりませんでした。

この経験をするまでは❛クリニックに通い始めたんだからすぐにいい結果がでるかも❜という
相変わらずどこまでも楽観的な考えを持っていました。

中には一度で良い結果が出る人もいる、でも私は違った…

ショックはしばらく引きずりましたが、やるしかない気持ちは固まっていたので
その後も間はあけずにクリニックに通い治療を続けました。


ヘタレお尻注射を繰り返し、2回目の採卵では数個の受精卵ができ初めての新鮮胚移植…
結果、着床はしたけれど科学流産。
一つ凍結できた受精卵(胚盤胞)をその後移植するも実らず。

またヘタレお尻注射からか…と気持ちがしぼみつつも臨んだ3回目の採卵
無事に数個の受精卵ができ2つを新鮮胚移植…結果
着床してくれました。
結果を聞いた時は本当に本当に嬉しかった。

今の不妊治療は胚盤胞まで培養出来たら移植、又は凍結し凍結胚盤胞を融解移植することが比較的多いかと思います。
私の場合は『胚盤胞まで培養しない新鮮胚移植をするやり方が合っていた』ようです。
また、私くらいの高齢の場合は新鮮胚移植の方が合う場合もあるようです。
必ずではないので医師と相談しながらになるとは思いますが、選択肢の一つとして胚盤胞だけではない新鮮胚移植も頭の片隅にあってもよいのかな…と個人的には思います。
クリニックによっては胚盤胞移植が基本というところもあると思うので、クリニック選びの際
治療方針や自分が希望する(かもしれない)治療を行っているか・相談できるかを確認するとよいと思います。


💉注射について
私は長い針のお尻への自己注射でしたが、お腹に短い針のプッシュ式で打つ物もあり、
作用も良いみたいだしそちらが良かったな…と思って調べたら薬価が高くて高くて…
高刺激の私がそちらにしたら注射だけで10万以上かかってしまうことが判明…無理でした。
調べている中で、そちらの注射で10万以上かかって辛い…ということをブログに書いている方
がいたので、病院の方針によっては一種類だったりするのかもしれませんね。

着床に至った移植の日にやったこと

3回目の移植の日、移植後に前から行ってみたかった猫カフェに行きました。
猫が大好きなのでとても楽しく、ほんわか和やかな気持ちで過ごすことができました。

私はネガティブに考えてしまうことが多いので、移植した後にクヨクヨ心配したりしそうです。
なので今回は好きなことをしてゆっくりゆったり過ごそう‼と決めていました。

調べてみると、動物のいるところに行く…ということに賛否がありましたが
そこは個人の考えでかまわないと私は思います。
私もいろいろ調べたうえで、よく言われる病気などのマイナスの要素を心配して行かないよりも
今の私には行くことでリラックスできることが一番いいだろうと考えて行きました。

猫とふれあいながらお茶を飲み、時々お腹にふれながら『楽しいね~』と心の中でひっそり
話しかけたりしながらのんびり楽しいひと時でした。
今思い返しても楽しい時間でしたし、猫カフェに行ったから妊娠できたわけではないですが
気持ちと体は連動しているので良い作用にはなったのでは…とひそかに思っています。

終わりに

妊娠するまでをざっくりとまとめましたが、項目一つ一つが詳細に書こうと思えばこのページ全体でも足りない位のものだと思います。
努力すれば必ず報われる分野ではない中でとても幸運なことに妊娠するに至りましたが、
治療中に感じた気持ちはこれからも忘れることはないと思います。

また、こちらも詳細記載はしていませんが、治療を通して夫とも様々なことがありました。
ホルモン剤の影響で心の浮き沈みがひどくてどうにもならずにとても辛いこと、
痛みや身体への負担をわかってもらえずイライラしたりぶつかったこともありました。
私が夫の気持ちを汲みきれていないことも数多くあったと思います。
それでも治療全体を通して協力的であったことは今でも本当に感謝しています。
私もなるべく伝える努力をし、
それに夫が応えてくれ協力的であったからこそ頑張れたのだと思います。


不妊治療は簡単に『受けてみればいい』と勧められるものではありません。
時間都合をつけなければいけないことも多い・心身への負担・経済的負担も非常に大きいです。


不妊治療は、すれば必ず授かれるものではありません。
身体のことなので検査や治療もすぐにできないものもあります。
治療を始めても、そこからいろいろと時間や日数がかかります。
結婚してすぐに行っていれば…と何度も何度も思いました。
けれども私達は調べることで妊娠しにくいことがわかり、ようやくスタートに立てました。

そのことへの後悔はありません。



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